暑い夏の底剥がれ
こんにちは札幌店です。
北海道も気温が一気に上がり、夏になりました。
今年は雨が多いせいか、ジメジメと蒸し暑いですね。
そんな暑いときに起きるのが、靴底の剥がれです。
近年の靴は、糊の進化により、糸で縫わなくても外れない強力な糊が使われています。
昔は米をすりつぶした糊を使っていたりとそれだけでは一日と持たなかったでしょう。
そんな強力になった糊ですが、寿命というものが存在します。
その靴の使用状況によってさまざまなため、何とも言えません。
3~5年で剥がれる靴もあれば、それ以上たっても取れない可能性があります。
と言いますのも、糊は熱や水に弱い性質があります。
近年の日本は、気温が高く、多湿な傾向にあるため、糊にとっては劣化しやすい環境が整っています。
そのため、買って2,3年ほどの靴でも剥がれる可能性は大いに出てきます。
それ以外にも、久しぶりに靴を出してみたら剥がれていたなどといったことはないでしょうか。
こちらも、湿度の高い環境などに置いておくことにより、糊が水を吸収し取れてしまう、加水分解という症状になってしまいます。
靴をしまう場合、外気などに触れる機会がほとんどなく、ずっと溜まってしまうため、大切な靴も定期的に出して履いてあげることが一番長く履ける手段となります。
どれだけ大切に使っても縫われていない限り底は取れてしまうため、取れた場合は修理をおススメします。
before

前の部分だけ再接着してくれればと思う方が多いと思いますが、ここまでの状態になった場合、踵の方まで糊は劣化しています。
少し力を加えただけで簡単にはがれてしまいます。
そのため、両足とも底と本体を剥がし、そこから再接着を行います。
今回は、素材が革の為再接着ができますが、合皮や他の素材の場合は、その素材の劣化度合いなどを見極めて付くかを判断します。
特に合皮の場合は、合皮自体が劣化しているケースもあるため、糊は付きにくい、付いてもまた剥がれてしまう。
というケースがあります。
after

劣化した糊を取り除き、再接着しました。
糊の量や接着のタイミングなどを間違うと作業を最初からやり直さなければいけないケースなどもあるため、底の再接着は最後の作業が非常に重要になってきます。
底がずれてしまうと履き心地にも影響があるため、慎重に作業しました。
靴を作る段階でてさ多少の誤差が存在します。
同じ靴であってもそこの部分を見極めながら作業をする。劣化した糊の処理にかかる時間など、修理の中でも非常に時間がかかる修理になります。
底の剥がれ
全体剥がれ 7000~
部分剥がれ 1500~
特に部分剥がれの場合は、箇所が増えると金額の変動があるため、一度ご相談ください。
靴の素材にもよりますが、2週間ほどお時間をいただければ幸いです。
当店では無料で足の計測を行っております。
人の足は常に変化をしています。
年齢、筋肉の低下、体調不良、生活環境の変化などなど様々な要因があります。
歩いていると疲れる・痛みが出るなどといった症状がある方。
自分の足を知りたいという方
いつでもお待ちしております。
北海道に限らず、岡山・京都・大阪など幅広い地域に店舗がございます。
是非一度ご体験ください。
中山靴店 札幌三越店
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